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選挙が終わり、やってきたのは変わらない忖度政治

2019年07月22日(月)

参議院選挙が終わりました。自民党の議席は減りましたが、与党で過半数となりました。そして、与党に取り込まれた身を切ることをしないでお金命の維新を合わせてひとまず3分の2にはならなかったのが、唯一の救いでしょうか。総理大臣が改憲の旗振りをするというどう考えてもおかしいこのアベ政権。みんなは、忖度、お友だち内閣、文書改ざん、文書を残さない、嘘をつくというこの内閣のことをどう思っているのでしょう。政治は難しいというならば、忖度やお友だち優先や都合の悪いことは無しにするやついでに文書まで変えてしまえや、嘘も開き直ってしまうことが許せるか許せないかなら理解できると思うのですが・・。何はともあれ、日本の未来はどう考えても暗いですね。まさしく不「安倍」増内閣です。段々と北朝鮮化、中国化していく日本が心配です。
「新聞記者」を見てきました。

2019年07月14日(日)

 今日は雨が降っていたので午前中することも無く、参議院選前には見ておかないといけないと思っていた映画を見に行きました。テレビなどの情報番組ではなぜか(というか当然アベ政権への忖度で)あまり紹介されていませんが、かなりの観客数になっているようです。参議院選の前なので、選挙権を持っている人は絶対に見に行った方がいいですね。一応内容はフィクションと言いながらも、随所にこのアベ政権がやってきたことが出ています。女性ジャーナリストを強姦しながら、お友だちのために逮捕されなかった事件、モリカケの問題、公文書の書き換え、偽造問題。一個人を国家が落とし入れる問題などなど。そして組織の中で自分自身の良心とのせめぎ合いの中で起こる自殺。自分の家族を守ることと、真実を伝えないといけない、全体の奉仕者として公務員になったはずなのに、国家の安定の名の下で自分自身の良心を閉ざさないといけない苦痛。そして、今の日本のメディアの状況・・・。メディアを従わせようとする権力・・・。内閣調査室が描かれていたのですが、事実はもっとひどいことをやっている気がします。最後に、内閣調査室のトップが「この国の民主主義はかたちだけでいい」と言っていた言葉が今の権力者(アベ政権)の本音なのでしょう。「国家の安定」というワードが何度も出て行きました。違法行為に手を染めてしまった公務員の良心を何とか説得する言葉です。ただ誰のための安定なのか、誰のための政治なのかを考える必要があります。今の政治は一部のお金持ち、一部の権力者のために行われています。そんな政治は変えないといけないですね。だから、多くの人に見てもらいたい映画です。

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