
第2巻が発売されました。
2015年02月15日(日)
やっと健康で文化的な最低限度の生活 2が発売されました。前回の続きと今度は生活保護の不正支給の話です。といって、マスコミがよくやっている生活保護バッシングのためのものではなく、えっそんなことが不正支給となるの?という話です。
今、日本は親の収入額によって子どもの教育の質が変わってしまうという状態です。よく言われる「貧困の連鎖」です。今の政治は自由主義という名のもとで行われていますが、自由のためには、親の収入などに関係なく誰もが平等のスタートができる条件整備が大切でしょう。学びたければ誰でもお金のことを気にしないで大学で学べる、そのためには、大学の無償化や給付制の奨学金などが必要です。
そんな矛盾を考えてしまう本です。生活保護バッシングをしている人こそ読んで欲しいですね。健康で文化的な最低限度の生活をする権利は憲法にきちんと書かれているのですから。