
裁量労働制は切り離されたが・・
2018年03月01日(木)
でたらめなデータで何か言おうとするのは自然科学をやっているものから見るとあり得ないことである。研究者がデータを捏造したら大学にいられなくなる。それが過失だとしても大きな代償を払わないといけない。データが違っていたら当然やり直しですね。
裁量労働制になったらどうなるか。教員の世界がわかりやすいです。教員は4%の教員調整手当がついていて、いくら残業しても残業代は出ません。言ってみれば見なし労働時間が4%分なのでしょう。教員に残業はほとんどないという形で出てきています。勤務時間を過ぎてもいいのは職員会議や入試、突然の家庭訪問などです。でも実際には部活(最低賃金以下)やその他で下手をすると過労死ラインで働いている人もいます。つまり、裁量などないわけですね。これが裁量労働制の未来の姿だと思います。
人の痛みを想像できない人物に国の政治を動かして欲しくないですね。