2018年から学校が変わりました。単位制の学校で、生徒の進路に応じて多くの選択科目が設置されています。その中に、理系と医療生活系列の中に生物基礎4単位というものがあります。標準単位が2単位のところを4単位でやるので、中身をゆっくりとやりつつも、実験・観察を多く入れていくことをしないと時間が余ってしまいます。そこで、教科書や実験書(岐阜県では実験書が作られています)などにある実験・観察の他に生徒が興味を持てるような観察・実験を考えています。そこで、生物実験などでネットを検索するといろいろ出てきますが、その中にチリモン(チリメンモンスター)の観察というのがありました。結構面白そうだったので、早速注文してみました。そして、時間のあるときに写真を撮りましたので、一部を載せます。ただ、なかなか種類が判別できないものが多いです。名前の書いてあるものでも、?がついているのはとても怪しいことを表しています。できればよく知っている人に名前を教えていただけるとありがたいです。メールなどでの連絡をお待ちします。
チリモンは、㈱カネ上のホームページより、購入しました。200g入りで770円(税別)です。足りなさそうに見えたので、2袋購入しましたが、届いた量を見たら1袋でも良かったかもしれません。ひとまず、学校の冷凍庫に入っています。なお、中には100種類を抜き出したA4で1枚の図鑑もついていました。
また、チリモンの種類を調べるために、チリモン図鑑と、きしわだ自然友の会のチリモン図鑑を参考にしています。
写真は、nano_capture_proというデジタル顕微鏡でとりました(1600×1200の大きさ)。ほぼ同じ大きさで撮影しています。ただ、中には大きいものもいますので、それらについては、普通のデジカメで撮影しました。黒い紙の上にティースプーン山盛り1杯を取り、紙の上でピンセットを使ってがんばって分けていきます。良さそうなものがあったら、こちらに持ってくるようにと生徒には言いました。
見られた魚類のチリメンモンスターを集めてみました。なかなか種類を決定するのは難しいです。写真などをみながら多分これだろうという感じで載せていますので、あまり信じないで下さい。そのうち、カニ・エビ類や軟体動物類・その他なども徐々に増やしているつもりです。また、授業で生徒が珍しいものを見つけたら追加していきます。
見られた甲殻類(エビ・カニなどの仲間)のチリメンモンスターを集めてみました。魚類よりもさらに種類を決定するのは難しいです。写真などをみながら多分これだろうという感じで載せていますので、あまり信じないで下さい。特にカニのメガロパ幼生はとてもたくさんチリモンの中に入っていますが、ほとんどどれも一緒に見えてしまいます・・・・。