学校の授業では授業プリントを作ったり、授業通信を作ったり、あるいは試験などを作ったりといろいろと文章を作り、それを印刷して生徒たちに配ることが多くあります。今までは、明朝とかあるいはゴシック、そしてPOP体などを見出しに使ったりしていましたが、いまいちおもしろくない。そこで、いろいろとフリーのフォントを探していると、手書き風のあるいは手書きのフォントが結構ありました。みかちゃんフォントやY.OzFont、ふい字などを使ってプリントを作ったりもしていました。試験などでは生徒が「先生のテストって手書きですか?」などと言ってきたりするのでなかなか楽しかったです。でも、やはり自分自身の手書きフォントで試験やプリントを作りたいという気持ちが強くなってきました。ある日、ソースネクストから「おれん字」というソフトが出ており、これで作ったのですが、ちょっといまいちというか、ちょっと文字が変になってしまったので、いろいろとフォントを作成するソフトを探していると、手書きフォントを作っている人たちはTTEditというソフトを使っていることがわかりました。そこで、探してみるとありました。シェアウェアですが、早速ダウンロードして、登録料を振り込み使いました。このソフトともに使ったのが、同じ作者の手書きフォントメーカーです。これを使って、タブレットを使いながら1文字ずつ空いた時間などに書き込みました。結局1週間ほどでなんとか第1水準・第2水準を網羅できました。やや、急いで作ったので変な文字があるかもしれません。もしも変なものがあったら指摘してください。下にその見本を付けておきます。一応プロポーショナルフォントと等幅フォント(文字の形は同じです)、および細字のプロポーショナルフォント(文字の形は同じです)を作りました(手書きフォントメーカーではタブレットなどで書いたデータをストロークデータとして保存しておき、太さを変えていろいろと文字を作れるため細字も楽に作れました)。もう1つのフォントを追加しました。これは、ちょっと直線を基調にしながら、再びタブレットの上で書きなぐったようにして書いた文字です。若干、子どもっぽい時になっているのではと思いますが、ちょっとしたアクセントに使ってもらえたらと思います。一応プロポーショナルフォントのみです。ひらがななどよりも漢字の方が特徴があると思いますので漢字も見本に付けておきました。
以前に載せておいた、かずフォントおよびかずフォント(等幅)、かずフォント細字、かずフォント太字、かずフォント立体については、「佃」という字が抜けていたので、訂正版を載せました。もしも使っている人がいたら、訂正版をダウンロードしてお使いください。かずフォント2は大丈夫そうです。たぶん・・・。またこの間使っていたら、葯という字のバランスが変だったために、かずフォントについて直しました。それ以外のフォントはまだ直していません(2009/8/4)
新しく太いマジックで書いたようなフォントを作りました(フォント3)。太すぎて細かい字についてはなかなか変な時になっているかもしれません。また、なぜか「呼」という漢字が抜けていましたので、訂正版を載せました。ダウンロードした人はすみませんが、もう一度ダウンロードしてください。また、何か文字が抜けていたら教えてください。
武蔵システムで、「手書きでフォント」というソフトがあり(有料ソフトですが)、紙に書いてスキャナで取り込んでやるとそのままフォントになるというものでした。ちょっと値段は高かったのですが、いちいちタブレットで書いているよりもちょっとした時間があるときにどんどんと書いていけるので、奮発して購入しました。そこで、放課後の空き時間などにひたすら書き続け、結局2週間ほどで第1水準・第2水準・拡張文字を書ききり、スキャナで取り込み文字を作りました。そして、作ったフォントは、TTeditを利用して微修正を行いなんとか完成しました。ほとんど走り書きで書いたのでフォントの名称は「かずフォント(走り書き)」です。
印刷するだけ年賀状2010(株式会社主婦と生活社発行) 発売日 2009年10月10日 だそうです。多くの人に使っていただけるといいですね。ただ、責任も出てきそうですが・・・。
また通常のフォントの罫線の部分はあまり使わないと思うので、いろいろな文字を入れてみました。生徒たちが学級日誌などで天気を絵で描いたりするので、それを学級通信に載せたりするときにちょっとあるといいかなぁと思って書いてみました。結構走り書きです。ATOKなどでは「けいせん」と打って変換すると出てくると思います。細字プロポーショナルについては、普通の罫線のままです(と言っても手書きで書いた罫線なので使い物にならないと思いますが・・・)。
ダウンロードは上のアイコンをクリックしてフォントの部屋(別室)にてダウンロードして下さい。いずれもLZH形式で圧縮してあります。解凍ソフトをVectorや窓の杜などから手に入れて解凍してください。解凍するとフォントファイルが出てきます。それをコントロールパネルのフォントを開き、「新しいフォントのインストール」によりインストールしてお使いください。なお、個人的に使う場合は自由にお使いください。なおフォントの形式はTrue Typeフォントです。
テストなどでは、問題文の空欄を埋めなさいなどという問題をよく作ります。すると、○つき数字などを使うのですが、もともとある字は20までしかありません。そこで、それ以上になると外字として作るか、ワープロなどの機能を利用するかになります。ワープロなどの機能だと、○はきちんとした○で手書きの雰囲気がありません。そこで、このような囲みのある文字のいくつか(テストなどで使うだろうというもの)について、ひとまず作ってみました。下にその見本を載せておきます。なお、この外字はかずフォント(プロポーショナルと等幅フォント)に合わせて作ってあります。細字プロポーショナルではちょっと違和感があるかもしれません。
新しく太いマジックで書いたようなフォント(フォント3)用の外字ファイルを作りました。入っている文字は同じです。
かなり急いで作ったので(テストに間に合うために)、書き散らしたような部分もありますが容赦してください。なお、漢字などで必要な文字(人名漢字では結構でない文字もあるのです)があったら徐々に追加していきたいと思っています。新しく作ったカズフォント2用の外字ファイルにも同様の文字が入っています。
ダウンロードは上のアイコンをクリックしてフォントの部屋(別室)にてダウンロードして下さい。その後、解凍ソフトで解凍していただくと外字ファイルが出てきます。外字ファイルとフォントとのリンクについては、TTEditと同じ作者の方が外字リンカーというソフトを作られていますので、そちらを使うと簡単にできますのでどうぞ。後はフォントをかずフォントとして、ATOKなどでは文字パレットから外字を選んで、あるいは「がいじ」と打ってシフト+F6で外字が変換されますのでご利用ください。こんな外字があったらなんて言うリクエストがあるとちょっとがんばってみようかなと思うかもしれません。