山でみられる鳥類たち

ホシガラス Nucifraga caryocatactes

ホシガラス

撮影地 白山水平道

 だいたいカラスぐらいの大きさのトリです。黒地に白色の斑点がたくさん散らばっており、かなり遠くからでも確認することができます。声はガーッ、ガーッと聞こえ、亜高山帯の針葉樹林に多く見られます。ハイマツなどの実を食べています。ハイマツ林を見ると時々ホシガラスが食べたハイマツの球果が散在している様子を見ることができます。

ライチョウ Lagopus mutus

ライチョウ

撮影地 立山周辺

 雄の夏羽では頭上からくび、背、肩羽根が黒褐色と黒のまだらで、下の方は白い色をしています。冬になると真っ白になることで有名です。ゴアーゴアーとなき、ハイマツ帯に多く見られるトリです。登山道などを子どもを連れて歩いているので、見つけてもやさしく見守って下さい。人を恐れないので、写真のようにかなり近づいて撮影することができますが、近寄りすぎには気をつけましょう。

イワヒバリ Prunella collaris

イワヒバリ

撮影地 白山

 スズメよりやや大きいトリで、キュルキュルと地鳴きします。またキュルリ、キュルリ、ヒクリー、ヒクリーとさえずり、結構美しい声です。高山の岩石地帯で繁殖します。よく岩の上にとまっているのが見られます。写真ではハイマツ林の中の岩場にとまっています。このトリもあまり人間を恐れませんので、静かに見ていると結構近づいてきてくれます。

カヤクグリ Prunella rubida

カヤクグリ

撮影地 白山観光新道

 スズメくらいの大きさで、地鳴きは細くチンチリリと鳴きます。さえずりはチリリリという鳴き方です。高山の低木林で繁殖します。写真はほとんど露出が足りずどういう鳥か分からない状態ですが、アオモリドドマツの枯れ枝にとまっている状態です。

PAGE TOP